今日は以外と知らない方の多い(と思う)BMS(LR2)の小ネタを紹介しようと思っています。
…という過去の記事を修正・追記などしたベータ版みたいなものです。
以前の記事を読んだことのある方も情報が増えていたりするのでもう一回見てもいいのかもしれません(投げやり)

前回の動画そのままですが、動画での解説もありますので、文章だけでは分かりにくい部分は 動画を見ながらまったりご覧ください。



まずは起動から

LR2.exeを押すとユーザ選択とかIRに繋ぎますかとかの画面が出て、LR2の起動 というところをクリックして初めて本体(LR2body.exe)が起動しますね。これをもうちょっとだけ早く起動する小技です。もう知ってる方も多いと思いますが…
LR2のあるフォルダを開くとLR2body.exeというものがあると思うので、右クリック→ショートカットの作成 でショートカットを作ります。このショートカットをデスクトップ上など好きな場所に置いておくだけ!
LR2body.exeをクリックするとなんとLR2が起動するのですが、この時ユーザーデータは最後に使われたユーザーのままになっているのです。
つまり家族で交代でLR2を使っている方や頻繁に1P2PKBBMなど切り替えない方、更に友達がいない方など1人でLR2で遊ぶことが多い方にはもってこいですね。
これの応用でLR2body.exe右クリック→タスクバーに表示とすれば、タスクバーにLR2body.exeが表示されます。これでブラウザをフルスクリーンで開いている状態から素早くLR2が起動できますね!ユーザー変更や新しい曲フォルダの追加をあまりしない方は是非こちらの方法を使ってみたくださいね~。

LR2HDについて以前質問があったので追記
LR2.exe→LR2HD.exe LR2body.exe→LR2Hbody.exeと置き換えて思考・実行してみてください。



続いてゲーム内

スキンの変更は丁寧に解説してくれている方がブログにまとめているので割愛!
BGAのON/OFFやゴーストスコア、リプレイ保存方法なんていうのも知らない方がとても少ないのと 説明するほど難しくはないと僕が思っているため省略します。
LR2ではqとかwの上にある方の数字1~7と矢印(上下左右)を使うことによって、スキンの位置や大きさなどを変更することができます。
記事を読む際に こちらの動画もご一緒にどうぞ!



1+矢印キー(スキン位置変更)
スキンの位置変更のオプションを表示できます。これはウィンドウ内に表示されているスキンを等倍のまま移動させることが出来ます。置き場所やモニタの位置の関係で、レーンが右にありすぎたり左にありすぎたり…っていう人におすすめだと思います。BGAが全部見えなくなってしまったり…ということもあります。
★こんな方にオススメ です→ モニタを動かせないけど自分のやりやすいように(特に左右に)移動させたい。

2+矢印キー(スキン比率変更)
スキンの拡大率変更ができます。表示されているスキンを拡大したり縮小したりできるので、自分の好きなスキンがAC or CSサイズしかない方、そんな方が縦に長いスキンを横長に拡大したり、横長のスキンを縦に細い状態で使いたい方などにおすすめだと思います。僕は結構愛用しています。特にDPスキンでこれを使うとやりやすさが段違いですね…比率をいじるので 大きくいじるとBGAは悲惨なことになりがちです。参考動画では りっく様のEndlessCirculation のワイドのスキンを使って撮影しています。
★こんな方にオススメです→ 自分の好きなスキンのままAC⇔CSのようにサイズを変更したい。ノートPC等小さい画面の方で横長になってもいいので本家や大きなモニタと同じぐらいの幅のレーンサイズにしたい。


3+矢印キー(判定文字位置変更)
判定文字(GREATやGOODなど)の位置変更のオプションを表示できます。これは名前のとおり判定文字の位置を変更できます。本家のような環境に近づけたい方、モニタの大きさの関係でジャッジ位置に不満がある方、スキンを一切変えずに自然に判定位置を調整できるのでとてもオススメです。上のように比率やサイズを変えないのでとても自然に調整ができ、多くの方にオススメです。
★こんな方にオススメです→判定位置に多少の不満があって使いたいスキンを使えない方、本家のような環境を実現したい方、ロースピやノースピをやる方。


4+矢印キー(ノーツ比率変更
ノートの拡大率の変更のオプションを表示できます。これは、ノートの大きさを変更できるオプションです。左右に変更するとそれぞれのレーンからはみ出てしまいますが、ノートの縦の大きさも調整できるので、ACで細いノートを使っている方などがAC環境に近づけるのにおすすめです。ちなみにノーツはほんの少しはみ出るぐらいが見やすいらしいです。
★こんな方にオススメです→ノーツの厚さを変更したい方、本家で細いノーツを使用している方など


5+矢印キー(描画制限
スキンの描画制限のオプションを表示できます。これは3段階になっており、OFFではスキン全てが表示されます。DARK1では全体的にスキンが表示されなくなり黒い部分が多くなりますが スコアやコンボ数、グラフとBGAは再生されます。
※動画ではBGAがOFFになっているため表示されていませんが、DARK1とOFFではBGAが表示されます。
DARK2ではゲージとレーンとレーンカバー以外ほぼ全て真っ黒になり表示されなくなります。発狂BMSが上手な方はDARK1やDARK2を設定している方をよく見かけますね~。あれはああいう黒いスキンではなく、殆どがこの描画制限を設定しているからなのです。
★こんな方にオススメです→黒いスキン(実際はこの描画制限ですが)に憧れている方、これを見やすいと思う方。


6+矢印キー(レーン位置変更 擬似リフト
1P側のレーンの位置変更のオプションを表示できます。これは、レーンのみを等倍のまま移動できるオプションです。
これを使ってy軸のみ変更するとリフトのように使うことが出来ます。ただし注意して欲しい事は、あくまでレーンが移動するというオプションなので、見えていない部分もノーツが流れています。つまりハイスピを調整しないととんでもないことに…調整後はハイスピードの設定を忘れずに!ちなみに、普段スキンのレーンが写っている背景に画像等があると、リフトを上げた時にイラストが移ってレーンカーバーとレーンを上げた部分(擬似リフト部分)に画像が映ってとってもイカした感じになります!
★こんな方にオススメです→リフトっぽい環境でやってみたい方、画像を出してかっこよくかわいくしてみたい方。


7+矢印キー(レーン位置変更 擬似リフト
2P側のレーンの位置変更のオプションを表示できます。上と同様2P側でも同じことができます。




ハイスピの種類
本家をやっている方でFHSを使っている方、BMSでのハイスピ調整、大変ではありませんか?
こちらもリプレイ等同様知っている方が多いのですが、こちらはプレイ時の利便性に非常に大きく関わってくるため書かせていただきます。

オプションを表示すると、ゲージや譜面のオプション等の項目の中にHS-FIXという項目があると思います。
HS-FIXの状態とそのオプションによる効果は以下の通りです。

OFF…設定した値と譜面のBPMから計算されたハイスピード。CS版の本家やACでFHSを使用していない状態と同じです。

MAX-BPM…ノーツの降ってくる部分のBPMの最大値をBPM150程度と仮定してハイスピードを調整します。殆どの譜面ではこちらのオプションで問題ありません。
(使うとやりやすい例)
★LittlE HearTs★(another7)はBPM200の固定のため最大値はBPM200となるため使用上問題なし
冥界帰航 (ANOTHER)はBPM100-200なので最大BPMは200、また 譜面の大部分がBPM200で構成されているため、BPM200部分を自分の好きなHSとして設定できるためいいと思います。

MIN-BPM…ノーツの降ってくる部分のBPMの最小値をBPM150程度と仮定してハイスピードを調整します。ごく一部の譜面ではこちらのオプションが推奨されます。
(使うとやりやすくなる例)
星の器~STAR OF ANDROMEDA (ANOTHER)はBPM155固定のため最小値は155となるので問題なし。
duty(★1)はBPM34-556で、ノーツの降ってくる部分の最小BPMは139、ノーツの降ってくる最大BPMは556となるため、MAX-BPMでプレイすると開幕からロースピード状態で始まり、中盤の加速部分の1ノーツのみにHSが合わされた状態となる。一方、MIN-BPMの場合 最小BPMは34だが、BPM34の区間にノーツがないため34は除外される。実際にノーツの降ってくる部分で一番BPMの遅い部分はBPM139で、譜面の殆どがBPM139であるためMIN-BPMが推奨される。

AVERAGE
譜面全体のノーツの降ってくる部分の最大値と最小値の平均BPMをBPM150程度と家庭してハイスピードを調整する、はず。あまり使わないのでよくわかっておりません;;
斧と盾のようなBPMが細かくしょっちゅう変わるような譜面で、ある程度早くなったり遅くなったりしても対応できるプレイヤーが使ったりするかもです。

CONSTANT
人を誘惑する禁断のアレです。
譜面全体のBPMを150程度と仮定し、速度変化を一切なくします。これを使うとBPM変化のない曲からdutyや冥界帰航、Altmirrorbellのような譜面まで速度変化をなくしてしまいます。
このオプションを用いた時の曲のスコアやクリアランプは残らないです。
しかし、意外と知らない人が多いのがここ。COSTANT使用状態での段位認定はそれぞれの曲のスコアは残らないのですが、”段位認定のクリア”としては残るため 通常十段などで大活躍できます。CONSTANTは段位だと認められるってことですね。これに関して賛否両論いろんな意見がありますが僕は使っても良いと思いますよ!
そんなことより段位認定に判定の違う曲が入っている事のほうがダメだと思うんですがね…とほほw

といった感じでハイスピは基本的にはMAX-BPMに設定しておけば大丈夫です!低速部分や高速部分を等速
で見て練習したいという方はCONSTANTを使って練習すると便利かもかも




ほか(外部ソフト・外部サイトなど)
敬称略です。
使い方の説明は既に他の方がしているため省略しています。


GLAssist (http://bmsnormal2.syuriken.jp/bms_dtimporter.html)
難易度表の導入、プレイやスコアの履歴表示、差分導入などの総合支援ツールです!
最近話題の第二通常難易度表やちょっと聞いたことのない面白そうな難易度表を導入したり、BMS集めに利用したりしてはどうでしょうか!?とても素晴らしいツールです。

発狂BMSツール集 (http://pasta-soft.com/bms/)
通常難易度と発狂BMSのクリアランプ状況をひと目で分かるグラフ化(リアルタイム更新)他にsong.dbをアップロードすると持っていいない発狂差分を表示してくれたり、下で紹介するリコメンドを自動で更新してくれるURLの発行など、主に発狂BMSをプレイする方の役に立ちそうなツールを公開しているサイトです。

S m a l l T o o l s (http://stairway.sakura.ne.jp/smalltools/)
下で説明するStairway様のサイト内にあるツール集です。
同時押しチェッカーを始め、本家の緑数字をLR2のHSに変化するツールなどもありますので、上で紹介したBPM-FIXと一緒に使うと便利かもしれませんね!

Stairway (http://stairway.sakura.ne.jp/bms/)
以前リコメンドがなかった時代に主流となったLR2の支援サイトです。一定の基準を満たしているプレイヤーのクリアランプ・スコア・ミスカウントやIRランキングなど細かいデータを毎週更新し、自分の実力に近いプレイヤーや更新できそうなランプをオススメしてくれるサイトです。ライバルとの比較機能とかもついていますよ。リコメンドをよく使っている方も1度使ってみることをおすすめします。

CLEAR LAMP (http://xyzzz.net/bms/clearlamp)
クリアランプをグラフ化して表示するサイトです。
このサイトのすごい所は上で紹介した発狂BMSツール集では出来なかった、様々な難易度表を選択して表示(第2通常難易度やPMSの難易度表にも対応しています!)、難易度表全体のクリアランプグラフの表示、AAAやBなどのスコアランクでのグラフ表示などに対応しています。発狂BMSツール集とは違って少しサイトが重いのでスマホなど閲覧環境によって使い分けると良いかもしれません!

発狂BMS何度推定など (http://walkure.net/hakkyou/index.html)
リコメンド と呼ばれることが多いです。
上で紹介したStairwayとは違い、発狂BMSのみに特化したLR2の支援サイトです。最大の特徴はリアルタイムで手動更新し 自分の実力が★xx.xxと表示されること。どのぐらいクリアしているか漠然と表示されるようなStairwayに対して、自分の実力が見やすい数字としてリアルタイムで表示されるのでモチベーションの向上にもいい効果があるようです。
現在の発狂BMSプレイヤーの方の多くはこちらを使っています(もちろんStairwayも併用して使っている方も多いのですが)。
最大の特徴はリコメンドというシステムで、自分のクリアランプ更新のサポートを数字で表示してくれることですね。ランプ更新はこれが狙いやすいので挑戦してみては?というリコメンドと逆にあなたはこのランプが付いていることが周りからすると珍しい!逆リコメンド、さらに譜面の難易度を★xx.xxのような実力と比較しやすい数字にしてあるところもポイントです。なかなか精度の高い測定をしてくれるので非常に便利です。発狂BMSをよくプレイする方に是非オススメです!


ツールなどに関しては最近話題の発狂BMSの保管庫や、BeMusicSeeker等も紹介したかったのですが、自分が使ったことのないツールの情報だけ投げるっていうのはしたくないので使ったら追記して書こうと思います!…この記事自体が追記と修正の集積みたいなところはありますが(笑)


どうでしょうか、初めて見たものや知らなかったものはあったでしょうか?また、お探しものがこの記事のなかにあれば幸いです。全部知ってるよ当たり前でしょ、という方 ごめんなさい。そんな気はしていました。
ですが誰かが書かねば、誰かが伝えなければ情報は情報として生きないこともあるのです。恐縮ではありますが、私がまとめさせていただきました。
知っている人からすれば当たり前のようなことしか書けませんが、始めたばかりの方やある程度LR2で遊んでいるけど知らないことが多い方などが、この記事を通じて様々な方がちょっとでも多くのことを知り、1人でも多く更に楽しいBMSライフを送っていただければ幸いです。


オススメ
・LR2body.exeをショートカットやタスクバーに表示させて起動を素早くしちゃいましょう!
・ハイスピ設定はMAX-BPMを中心に簡単に合わせてしまいましょう!
・便利なツールを使って快適なBMS(LR2)ライフを!


あ、最近寒くなってきたので、風邪を引かないようにできることはしましょう!と言いながら風邪を引いている僕でした。
それではまた~